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土田人形の製品ができるまで

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原型制作〜器地まで

原型作成

原型制作

作ろうする人形をデザインしきめの細かい良質の粘土を使って立体的に作る。
ケース型(親型)

型取り1

1)粘土で作られた原型を、表型と裏型に型取りします。これを、元型と言います。(A級か、B級の軟らかい石膏を使用します。)
元型に歯科用の硬い石膏を流し込み、型を取ります。
これを、ケース型(親型)と言います。
ケース型(親型)

型取り2

元型に歯科用の硬い石膏を流し込み、型を取ります。
これを、ケース型(親型)と言います。。
使用型

型取り3

ケース型にA級か、B級の軟らかい石膏を流し込み、型を多数取ります。
これを、使用型と言います。
1個の使用型から60〜80程の生地が取れます。
鋳込

素地制作1(鋳込式)

液体状にした土を使用型に流し込む。
鋳込流し出し

素地制作2(鋳込流し出し)

約10〜15分後に流し出す。
型から生地出し

素地制作3(型から生地出し)

さらに数分後、型から取り出す。
生地仕上げ

素地制作4(生地仕上げ)

合わせ目はヘラなどで整形する。
素焼き窯

焼成

自然乾燥させた素地を釜に入れて素焼きする。通常、焼成温度は850度ぐらい。
器地

器地

素焼きの焼き上がり。

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素焼きの彩色

彩色どぼ付け

彩色どぼ付け

仕上がり面積の広い色を着色します。
素焼き用彩色

素焼き用彩色

素焼きされた素地に、胡粉や顔料を使って色を付けていく。
素焼き用面相

素焼き用面相

眉、目、口など顔を描き入れる。面相の出来次第で人形の良し悪しが決まる。
(素焼)幼七福神

素焼き完成 幼七福神

素焼き人形の完成。

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本焼きの彩色・本焼き窯

本焼き用彩色

下絵付け

素焼きされた素地に、本焼下絵具を使って色を付けてゆく。
撥水剤を使って柄などを描いていく。
施釉

施釉

下絵付けを終えて暫く乾かした物に浸し掛け、筆塗り などによって、釉薬をかける。ヘラなどで、釉薬の溜まりや垂れを仕上げする。
本焼き窯(1140℃)

本焼き窯(1140℃)

品物が、壁や品物に接触しないように並べ、約8時間かけて約1140℃程まで上げて焼成し、2日程かけて自然に冷まします。
「和絵の具」「洋絵の具」なので眉、目、口、柄、模様などを描く。
焼付け・金彩 窯(730℃)

焼付け・金彩 窯(730℃)

金液・銀液を使って彩色した場合は低温焼成をする。
金彩・銀彩後、1日してから約6時間程かけて約720〜730℃で焼成します。1日程かけて自然に冷まします。
(本焼)幼七福神

本焼完成 幼七福神

(本焼)根付卯

本焼完成 根付卯

(本焼)京のまる根付十二支

本焼完成 京のまる根付十二支

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